今回は、美麗なドットで描かれる2Dアクション、
「Hyper Light Drifter」
のレビューをやっていきます。
直訳すると
「超光の放浪者」
カッコイイ!
荒廃した世界を一人さまよう主人公
緻密なドット絵で描かれる、
退廃的な雰囲気とどこか懐かしさを感じさせる本作。
主人公は、原因不明の病を患う、青い肌の放浪者(drifter)。
治療法を探して各地をさまよううちに、世界の真実と自身の宿命を知ることに。
映像のみで語られる独特の世界観
本作の一番の特徴は、ストーリーを補完するテキストが存在しないこと。
そう、このゲーム
文字が一切出てこないんです。
ストーリーも、世界観も、キャラクターとの会話も、全て映像のみで表現され、
文字で語られることはありません。
それゆえに味わい深く、考察しがいのあるゲームに仕上がってます。
限られた情報から自分でストーリーを推測し、組み立てていく。
こういった楽しみ方が好きなフロム脳方にはおすすめ!
高難易度ハイスピード2Dドットアクション!
寡黙な世界観から一転、戦闘パートはなかなかにハード。
数回殴られただけで倒れてしまう、
いわゆる「死にゲー」の部類ですね。
ゲーム開始時に難易度が選べますが、よほどアクションに自信がある方でなければ、スタンダードまでにしておいたほうがいいかもしれません。
戦闘の基本は「避ける・斬る・撃つ」!
主人公はダッシュ回避と、剣と銃を状況に応じて使い分けて戦うスタイル。
- 敵の攻撃をダッシュで避けながら接近し、斬撃を叩き込む
- 遠距離にいる敵は銃で牽制しながら距離を詰める
至ってシンプルですが、モーションがいちいちカッコイイ!
スタイリッシュに敵を殲滅できたときの爽快感は抜群ですよ。
絶妙な難易度設定
難易度こそ高めなものの、理不尽な設計ではないのでご安心を。
死んでしまってもゲームオーバーにはならず、直前の地点で復活できるので、
何度でもリトライすることができます。
また、武器強化やスキル取得など、成長要素もあり、
先に他のダンジョンを攻略して成長してから再び挑むということも可能。
何度もリトライを繰り返し、打開策を見出し難局を乗り越える。
どれだけ死んでもなぜか諦める気にはならない、不思議な魅力があります。
こんな人におすすめ!
高めの難易度設計と、ストーリーを自分で考察させる造りになっているので、
難しいゲームをじっくりクリアしたい
独特の世界観に浸りたい
という方にはおすすめ!
steamでもPS4でも遊べて価格も2000円程度と敷居は低めなので、
気になっている方は遊んでみてもいいかと思います。
クリア後のやりこみ要素もあるので、値段以上の価値はありますよ!